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iPhone 乗っ取りリスク!OS更新をどうするか
アメリカのIT大手アップルは、iPhoneなどのOSに脆弱性が見つかったと発表しました。ハッカーらに端末を乗っ取られる可能性があるそうです。
修正された最新のOSにできるだけ早く更新するよう呼びかけています。
自分の家にWiFiがない方から、OSアップデートの方法を質問されました。
・アップデートに必要なものを再確認
・自宅にWiFiがない場合の対処方法
アップデートに必要なものを再確認
スマートフォンの空き容量
スマートフォンのアップデートに必要な空き容量は3〜5GB弱位です。
アップデートファイルのダウンロード用とファイルの展開用の一時領域が必要です。
ダウンロード用の通信環境
2GB以上のアップデート用ファイルをダウンロードするためある程度の速度の環境が必要です。
また、通信の切断が発生するとダウンロードが止まってしまうこともあるため、安定した環境であることも必要です。
iPhoneのバックアップ
アップデートで問題が発生することがあるので、バックアップは取っておきましょう。
補足
iPhoneのアップデートとで、必要な空き容量が4.7GBと表示されていたので、5GB程度空けてアップデートするもなんとやっても失敗する。
10GBくらい空けて始めて成功したことがあります。
自宅にWiFiがない場合
今回質問いただいた方は、自宅にWiFi環境がありませんでした。
その場合、アップデートを行う方法にはどんなものがあるでしょう。
会社のWiFi
会社によってはWiFi環境があるところが最近は少なくないと思います。
スマートフォンを繋ぐことが許可されているか確認しましょう。
うちは、セキュリティ確保のためのアップデートくらい(通常利用もですが)許可しても良いと思ってますよ。
携帯会社の1日使い放題
最初から20GBプランに入っている場合は良いですが、3GBまでに抑えている方は、使用している携帯会社のプランに、1日使い放題や追加容量を買ってその月だけ追加費用になりますが、アップデートに使うという方法があります。
POVO 2.0では24時間使い放題のトッピングがあります。アップデート用に使いたい日のみトッピングを付けるためにPOVO simを持っている人もいます。
お店のWiFi
スターバックスやドトールなどのFreeWiFiでもアップデートすることが出来ます。
コンビニなど、自分の行動圏内にFreeWiFiがあるケースも多いです。
ただし、この利用には注意が必要です。
①長時間かつ大容量の通信を行うことで、周りのユーザに迷惑がかかる。
お店のFreeWiFiはあくまでも、公衆回線です。
時間つぶしのネットサーフィンや、調べもの、エンターテイメントを楽しむ用のものであり、大量データのダウンロード・アップロード向けにあるわけではありません。
しかし、高画質の動画を閲覧している人もいますので、許容範囲かとは思います。
②悪意のあるWiFiに接続したり、FreeWiFi経由で乗っ取り、個人情報流出につながってしまう。
数年前にコーヒーショップのWiFi回線と同じ名前(SSID)を付けたWiFIを準備して間違って繋いだユーザの情報を吸い出した事件が問題になりました。
これを見極めるのは、かなり難しいと思いますので、注意してください。
最低限、以下の点は絶対守ってください。
・FreeWiFi接続中は個人情報(ID/パスワード含む)や金融情報などの送受信はしない。
→FreeWiFiに接続している間は、やり取りする情報が盗み見られている可能性をしっかり意識しましょう。
サイトにログインするのもIDやパスワードが盗み見られる可能性があるのでやめたほうが無難です。
・FreeWiFiの使用目的が終わったら、そのFreeWiFiへの接続は削除する。
→スマートフォンの機能で、一度接続したWiFiに近づいたら自動的に接続する機能があります。
自分が意図していないタイミングで悪意のあるWiFiに繋がってしまうことのないように、自動接続はOFFにしておくほうが良いです。
最後に
OSの更新を呼びかけられても、、その環境がない方は結構おられるようで、この手の質問を頂くことも多いです。
また、「だからアップデートしてない」という方も多いです。
アップデートするだけではなく、どうすればアップデートして貰えるかを考えることもシステムエンジニアの大事なマインドセットだと思います。
2022/08/23
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